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コラム

【連載】グローバルの眼/米の分断深める?教育費負担

【2021年1月21日付 国際面 日刊工業新聞電子版

政治問題化の傾向懸念

古い友人のジョン君から、「日本の大学の学費はどれくらいするのか?」と尋ねられた。「私立大学の文系で1万ドルくらい、国立大学だともっと安い」と答えたら、心底驚かれてしまった。聞けば米国の有名高校に通う彼の息子は、既にそれくらいの学費がかかっているとのこと。集団訴訟を得意とする弁護士のジョン君と言えど、今後の教育費負担には頭が痛いらしい。

最近の米国では、私立大学で年間3万5000ドルが相場だという。州立大学ならば1万ドル程度だが、それも地元以外の州ではもっと高くなる。さらに大学寮などでの生活費も勘案すると、大卒の資格を得るコストは途方もない金額になってしまう。まして有名大学で修士号や博士号を目指すとなると、どれだけかかることになるのやら。

世界経済のグローバル化とともに、…

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