【千葉】千葉市は2020年度当初予算案に災害発生時の被害発生予防と支援・復旧体制の構築に75億4800万円を盛り込んだ。19年秋の台風や大雨被害を踏まえたもので、災害に強い街づくりを進める。電力・通信の強靱(きょうじん)化と、土砂災害・冠水対策の強化、災害時の安全・安心の確保が柱となる。熊谷俊人市長は「先駆的な対応を盛り込むことができた」と述べた。
総合的な防災拠点となる新庁舎の整備に41億1200万円を配分した。新たに稼働性能・通信安定性の高い地域防災無線への更新に1億3900万円、会員制交流サイト(SNS)に投稿される災害情報を分析・抽出するシステムの導入に200万円をそれぞれ計上。
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