大和ハウス工業は大阪府茨木市の産業団地「茨木北テクノタウン=写真」(総敷地面積約25万7100平方メートル)の造成工事を11月に完了、2019年4月から販売する。計6区画を販売し、土地と建物販売の総売上高は約500億円を見込む。
同産業団地は準工業地域で、物流施設を中心に製品の組立工場などの誘致を目指す。計6区画を販売するが、最大10区画まで分割が可能。同区画に大和ハウス工業の物流施設を建設し、賃貸で貸すことも検討中だ。
物流施設は、複数企業の入居を想定したマルチテナント型か、特定企業専用ビルド・トゥ・スーツ(BTS)型かを今後判断する。
同産業団地は新名神高速道路「茨木千提寺IC」から約2キロメートルに立地。京都、大阪、神戸をつなぐ中継点として、製造業や物流関連企業が集積する。一般的に同規模の産業団地の完売は約10年かかるが、大和ハウスでは5年以内を見込む。