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2019予算/千葉県、IoT導入支援強化 総合相談窓口を開設

【2019年1月25日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

【千葉】千葉県は24日、中小製造業のIoT(モノのインターネット)導入支援の強化などを盛り込んだ2019年度当初予算案を発表した。中小製造業向けスマート化推進事業に1530万円を計上。IoT導入の総合相談窓口を開設するほか、県の産業支援技術研究所にIoTの体験設備を設置する。IoT関連のセミナーや講習会の回数も増やす。生産性向上などに結びつくIoTの導入を推進し、県内製造業の競争力を強化する。

そのほか、中小企業の積極的な設備投資を支援するため、制度融資の融資枠は過去最大の5700億円を継続する。また、立地企業補助金の助成メニューを拡充する。新たな産業用地の確保や空き公共施設を活用した企業誘致に取り組む県内市町村に補助金を交付する制度を新設する。

一般会計は前年度当初予算比1・8%増の約1兆7608億円で過去最大。20年東京五輪・パラリンピックに関する機運醸成イベントや情報発信などの新規事業が目立つ。成田空港と都心を結ぶ北千葉道路などの道路網整備事業には約619億円を計上する。

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