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清水建設、インドネシアの工業団地内に長期滞在施設

【2019年7月25日付 建設・生活・環境・エネルギー面 日刊工業新聞電子版

清水建設はインドネシアで自社開発してきた長期滞在施設「チカラン・サービスアパートメント計画」が完成した。事業費は約36億円。全額出資の現地不動産開発子会社を通じた事業で、設計・施工は現地子会社のシミズ・バングンチプタが担当した。藤田観光の現地法人が一括賃借し、施設運営を担当する。11月に「イソラス チカラン」として開業する予定。

施設は地上7階建て鉄筋コンクリート造で、延べ床面積が1万2021平方メートル。客室は214室を備えた。チカラン工業団地内に立地し、日本人をはじめ駐在員、現地に長期滞在する出張者向け施設の需要を取り込む。

清水建設は2019―23年度の中期経営計画で非建設業の収益基盤確立を掲げ、内外の不動産開発事業に力を注いでいる。

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