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ビッグシェフ、栃木市産業団地に工場移転 生産能力3倍

【2019年9月16日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

【宇都宮】ビッグシェフ(東京都豊島区、藤咲秀知社長、03・5961・6393)は、栃木県栃木市の千塚産業団地に工場を移転する。同市と土地売買契約を結び、4292平方メートルの工業用地を5900万円で取得した。

ビッグシェフはドレッシングや調理用ソースなどを手がける食品メーカー。取得した用地にドレッシングなどの製造工場を建設、板橋工場(東京都板橋区)から移転し、2021年度をめどに稼働する。建設予定の工場は、鉄骨平屋建て延べ床面積約1600―1900平方メートル程度を計画する。投資額は非公表。

工場移転により、現工場(板橋工場)に比べて最大生産能力が約3倍になる見通し。従業員は現工場から10人ほど引き継ぎ、新規を含め26人の雇用を見込む。

藤咲社長は「首都圏へのアクセスの良さに加え、比較的地代が安いことから用地取得・移転を決めた」と契約理由を語る。

千塚産業団地はエステーや不二ラテックス、真岡製作所(栃木県真岡市)などが入居している。現在未決定のうち3区画が商談中で、残る2区画を募集している。

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