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クボタ、ミャンマーで農機拡販 新拠点に物流集約

【2019年9月27日付 機械・航空機面 日刊工業新聞電子版

ミャンマーで販売されているトラクタ

クボタは26日、農業機械などの販売子会社であるクボタミャンマー(KM)が2022年3月に物流機能を備えた新拠点を建設すると発表した。ミャンマー国内3カ所に点在していた物流拠点を集約する。農機販売の効率化などにつなげ、コメやマメ、ゴマの収穫などで将来的に拡大が見込めるミャンマーの農機需要を取り込む。総投資額は約30億円。

KMの新本社と物流拠点はミャンマーの最大都市、ヤンゴン近郊のティラワ経済特区の工業団地に追加整備されたゾーンB。敷地面積8万4655平方メートルの区画に設ける。建屋の延べ床面積は3万2000平方メートルになる見通しで、既存の物流3拠点合計比で約30%増の規模になる。

クボタはミャンマーでの事業目標を明らかにしていないが、人力や役牛への依存度が高い同国で農機需要の伸長を見込む。15年9月設立のKMは同特区のゾーンAに本社と物流拠点、他2カ所の倉庫を持つ。

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