【宇都宮】栃木県企業局は23日、芳賀第2工業団地(栃木県芳賀町)の第2期予約分譲で内定した3社と、予約協定に関する調印式を栃木県庁で開いた。内定したのは、ニッコンホールディングス(HD)、物流業のエヌエヌ商事(宇都宮市)、情報サービス業の山王テック(埼玉県和光市)の3社。12月中頃に土地売買契約を結び、引き渡す。
芳賀第2工業団地は、4月に2社と第1期分譲の土地売買契約を締結しており、第2期分譲を経て完売する。近隣には大型の工業団地が複数あり、製造業を中心に企業が集積する。
同工業団地はJR宇都宮駅から約12キロメートル、北関東自動車道宇都宮上三川インターチェンジ(IC)から約17キロメートルと交通アクセスに優れる。近くには次世代型路面電車(LRT)の停留所も作られる計画。