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浦安鉄鋼団地協組の景況調査 5月「不況」「やや不況」24社増

【2022年6月24日付 商品市況面 日刊工業新聞電子版

浦安鉄鋼団地協同組合(千葉県浦安市)がまとめた5月の景況実感調査(会員143社対象)は、現在の景況感について、前月に比べて「不況」「やや不況」と答えた企業が、前月調査比24社増の66社となった。大型連休のために稼働日が4月より減ったことや、半導体不足、中国・上海市でのロックダウン(都市封鎖)の影響で部品供給が滞った影響を受けているものと思われる。景況の先行きに関しては、メーカーの値上げが原因で暗さを感じる企業も見られた。

項目別では、売上数量について前月より「不況」「やや不況」との回答が同18社増の85社、売上高で同様の回答が同21社増の82社、収益状況(粗利)で同様の回答が同11社増の56社と、それぞれの項目で前月より不調さを感じる企業が増えた。

そう感じる理由について「5月は稼働日が少なく売り上げは減少」「稼働日数減」(薄板・表面処理鋼板業者)、「5月は大型連休の関係で工場や現場の稼働日数が少ないことが収益に影響した」(厚板業者)、「5月の荷動きは、前月比稼働日数減もあるが、

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