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主張/産業団体こそブランディング 浦安鉄鋼団地協同組合理事長・村上京子

【2022年6月6日付 Opinion面 日刊工業新聞電子版

最近ブランディングという言葉をよく耳にする。ブランディングとは独自の付加価値を創造し「競合他社との差別化を実現する」活動である。ブランド力を高めることで社会的な価値を向上させ、最終的には利益につながる。産業団体こそ、これに力を入れていくべきだと考える。

浦安鉄鋼団地は鋼材の加工・流通に特化した270の事業所で構成されている。千葉県内をはじめとした国内の多くの製鉄メーカーから毎日大量の鋼材が入荷し、それらを全国に出荷している。大消費地の東京に近いという利点もあり、国内では最大の鋼材の加工流通の拠点となっている。だが、浦安鉄鋼団地の知名度は低い。浦安市民にとっては、昼間は大型トラックが頻繁に出入りし、夜は真っ暗になる謎の危険地帯としか認識されていないようである。そこで、鉄鋼団地のブランディングに力を入れた。

まず、1―2分で見られる工場見学動画をつくり

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