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内外エレなど竣工式 岩手・奥州に半導体装置工場

【2023年4月19日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【仙台】内外エレクトロニクス(本部=仙台市泉区、工藤健洋社長)は18日、岩手県奥州市の工業団地「江刺フロンティアパーク」内に建設を進めていた半導体製造装置組み立てなどを手がける江刺事業所の竣工式を親会社の内外テックと合同で開いた。同事業所内には内外テックが関連ユニットなどの開発センターを設置し、4月から業務を始めた。半導体関連市場の拡大に伴う生産体制の強化が狙い。投資額は約26億6500万円。

江刺事業所の敷地面積は約8666平方メートル。工場棟は地上3階建て、延べ床面積が約6800平方メートルの規模。当初の従業員は約40人。内外テックグループの内外エレクトロニクスは、半導体製造装置の組み立て、半導体設備の保守点検などを手がける。同事業所では、東京エレクトロンの半導体製造装置に特化した対応を進める方針。内外テックの岩井田克郞社長は「状況に応じて地域の雇用に貢献していきたい」と抱負を述べた。

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