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東亜建設工業、バングラデシュ経済特区の工場建設を受注

【2023年4月25日付 素材・建設・環境・エネルギー1面 日刊工業新聞電子版

東亜建設工業は24日、トルコの家電大手がバングラデシュで計画する新工場の建設工事を受注したと発表した。2022年12月に開業したバングラデシュ経済特区(BSEZ)にある工業団地で、13万5000平方メートルの敷地に工場や倉庫、事務所などを建てる。24年後半の完成を計画する。受注額は非公表。

BSEZは日本とバングラデシュが官民合同で開発する初めての案件で、日本企業が造成工事やインフラ設備を手がけている。東亜建設工業はBSEZの一部として、19年にも200万平方メートルの埋め立て造成と外周堤防を建設する工事を受注・施工している。今後もバングラデシュでの各種工事に積極的に参画していく方針。

BSEZは縫製業に代表される従来の外需だけでなく、製造業など内需の高付加価値化や産業全体の多角化を促す拠点に位置付けられている。

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