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キョウワ、ベトナムに新工場 食品機械保守・生産5割増

【2023年8月28日付 機械・ロボット・航空機1面 日刊工業新聞電子版

【岐阜】キョウワ(岐阜県関市、臼田龍司社長)は、ベトナムで輸入販売する日系食品機械の保守と周辺機器製造の新工場を同国ホーチミン市近郊に2024年1月下旬に稼働する。土地と建物を合わせた投資額は3億円。現地の既存3工場の機能を集約し、拡張と効率化で保守・製造能力を現在比5割増に高める。営業体制も拡充し、現地子会社の売上高で27年12月期に22年12月期比2・5倍の10億円を目指す。

ベトナムは人口増加と所得向上で、食品メーカーの設備投資は活況が続いている。

新工場はロンアン省のロンハウ工業団地に建設中。敷地面積5000平方メートルで事務所を含む工場棟は一部2階建て、延べ床面積3000平方メートル。保守・製造のスペースは既存3工場合計の2倍になる。

新工場には日系メーカー製の肉まんなどの食品製造装置3台、包装機械2台、パレットなどの洗浄機1台を常設し、テスト加工に対応する。材料や加工品の搬送・検査・梱包など周辺自動化設備の設計・製作の体制増強にも取り組み、

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