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丸紅、ベトナムで工業団地運営に参入 拠点分散ニーズ対応

【2024年6月12日付 総合1面 日刊工業新聞電子版

丸紅はベトナムで工業団地運営事業に参入した。製造業の進出が活発なことを受け、クアンニン省にある団地(約700ヘクタール規模)の開発会社の株式20%を約17億円で取得した。中国の地政学リスクが高まる中、生産拠点の分散先として注目されており、丸紅は電子機器や自動車産業の進出ニーズを取り込む。日系企業などに利用を喚起するほか、将来は敷地拡張も視野に入れる。

株式を取得したのは、同国北部に位置する「アマタシティ・ハロン工業団地」。大型船が入港できるラックフェン港から約35キロメートル、カットビ国際空港から約25キロメートルの場所に立地する。またクアンニン省に隣接する中国からは高速道路でアクセスできるため、原材料輸入や製品輸出がしやすい。

丸紅は2021年から同団地の

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