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フルヤ金属が新工場 半導体装置向け温度センサー石英、生産能力2倍

【2024年5月15日付 素材・建設・環境・エネルギー2面 日刊工業新聞電子版

経産省まとめ 企業ニーズ対応重要

フルヤ金属は半導体製造装置向け温度センサーに使う石英製品の新工場を建設する方針を固めた。同製品を生産する千歳工場(北海道千歳市)の近接地に工場を建設し、2026年中の稼働を目指す。総投資額は約37億円を予定。工場新設により、生産能力は現状の約2倍となる見通し。半導体需要に対応し、増産とともに高付加価値製品の製造にも取り組むことで、同製品を含むサーマル事業の売上高を23年6月期の60億円から数倍規模に伸ばす。

フルヤ金属の工場建設は14年ぶり。千歳流通業務団地(北海道千歳市)に工場用地を確保する。新工場は多層階で、敷地面積は千歳工場の3倍の1万5000平方メートルとなる見通し。25年3月までに着工し、26年2月に竣工する予定だ。

新工場では、

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