阪急阪神エクスプレス(大阪市北区、谷村和宏社長)は、インド西部のグジャラート州サナンド地区に事務所を開設した。同地区や近接するドレラ地区の工業団地は半導体関連や自動車関連を中心に日系企業やグローバル企業が多く進出しており、貨物の需要増が見込める。インドでの拠点は17カ所目。
新事務所は内陸のコンテナ蔵置き場(ICD)に立地、税関が常駐して通関事業者も拠点を構える。対面コミュニケーションでイレギュラーの場合も柔軟で迅速な対応が可能。
ICDで通関したコンテナは配送後に空コンテナを空港まで戻す必要がなく、配送コストを低減できる。グジャラート州のムンドラ港やピパバブ港からICDへの鉄道・トラック輸送と、ICDから工業団地などへの配送まで貨物の出荷・通関モニタリングが可能。


