シリコンバレーと連携
11月5日から11日まで「MedTech Week Japan」と題し、東京で2回、神戸で2回、京都で1回と医療機器イノベーション創出のためのイベントが開催された。シリコンバレーから総勢約50人の医療機器イノベーションに関わるプロフェッショナルが来日し、各イベントでは講演やパネルディスカッション、懇親会では日本企業や学生との交流が活発に行われた。スタンフォード大学の池野文昭先生を始め、シリコンバレーで活躍する投資家、弁護士、インキュベーター、スタートアップ企業22社などが参加した。
実は、この医療機器イノベーション創出ための日米間の取り組みは、6年前から行われており、筆者も当初より運営チームとして携わってきた。このイベントの主催者であるUS―Japan Medtech Frontiers(USJMF)は、医療機器イノベーションのために最良の方法を共有し、米国と日本医療機器機構との間のネットワーク形成や協力を推進することを目標とする非営利組織であり、シリコンバレーを拠点に発足した。
この頃に公表されたアベノミクスの第3の矢である…