シリコンバレー一辺倒脱却
これまでのビジネスでは、まず日本国内のシェアを獲得した後にアジア進出を行い、それから北米や欧州に出るのが夢と、多くの日本企業経営者は考えていた。
シリコンバレーで2017年に開催された第1回スタートアップワールドカップで優勝し、投資賞金約1億円を獲得したユニファというスタートアップも出てきた。この優勝を皮切りに、国内外から巨額の資金調達に成功し、大企業との連携、人員拡大、IoTサービス開発、オフィスの2度の転居とスピーディーに事業拡大を図っている。海外展開では、シンガポールでサービスのフィジビリティー(事業化)調査を始め、ほかのアジア5カ国で市場調査をしている。
日本の中小企業の…