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コラム

【連載】グローバルの眼/撤退続くタイの日系デパート

【2021年3月25日付 国際面 日刊工業新聞電子版

現地流通大手が攻勢

タイの日系デパートが風前の灯(ともしび)だ。1964年12月10日にタイに初進出した大丸は人気の日本製品がそろう憧れのデパートだった。84年にそごう、東急百貨店は85年、ヤオハンは91年にオープンした。92年2月から営業してきた伊勢丹は2020年8月末で閉店した。東急百貨店は19年1月末にバンコク郊外にあった店を閉じ、バンコクの高架鉄道駅と連結していた都心の1号店も21年1月31日に閉店した。同店はタイにやってくる外国人観光客を主要ターゲットにしていたがコロナ禍で航空機が止まって顧客が激減した。20年12月から閉店セールをしたが、その期間だけはタイ人で混雑した。

そごうとヤオハンは日本本体の経営破綻から消滅して久しい。そして現在、バンコクに残る日系デパートは18年末に大型商業施設「アイコンサイアム」に入居した高島屋だけ。

これまでに、百貨店を含むショッピングセンターは、…

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