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コラム

【連載】グローバルの眼/米中貿易戦争―首脳会談から休戦

【2019年7月31日付 国際面 日刊工業新聞電子版

合意にほころび、再び対立も

首脳会談を前に握手するトランプ米大統領(左)と習近平中国国家主席(6月29日、大阪市=ロイター時事)

あれほど激しかった米中貿易戦争も、6月29日の首脳会談で休戦となった。しかし、休戦は一時的なもので、貿易戦争再開の可能性も高い。

米国が対中貿易戦争を激化させた原因は、昨年秋から始まった米中協議の暫定的な合意案(7章構成で全50ページ)の一部を中国側が撤回したことにある。ライトハイザー通商代表は、これを中国側の翻意と捉え、激高したトランプ大統領は強硬手段に打って出た。

その結果、米中両国は互いに追加関税を打ち合い、米国は中国の通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)とその関連68社を商務省産業安全保障局のエンティティ・リストに載せ、同社への輸出を事実上禁止した。さらに…

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