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コラム

【連載】グローバルの眼/コロナで加速するインダストリー4.0

【2020年10月8日付 国際面 日刊工業新聞電子版

独社、危機への抵抗力重視

ドイツの製造業界ではコロナ危機が勃発して以降、インダストリー4.0関連技術を導入する企業の比率が増加しており、政府は「IoTによってモノづくり業界の危機に対する耐性を強化するべきだ」と呼びかけている。

ドイツ IT・通信・ニューメディア産業連合会(Bitkom)が5月に発表したアンケート結果によると、「インダストリー4.0関連の技術を導入した」と答えたメーカーの比率は、2016年の46%から13ポイント増えて59%となった。4年前の調査では回答企業の12%が「インダストリー4.0には全く関心がなく、導入の予定はない」と答えていたが、パンデミック勃発後はこの比率が1%に急減した。

また回答企業の75%が「コロナ危機以降、…

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