独社、危機への抵抗力重視
ドイツの製造業界ではコロナ危機が勃発して以降、インダストリー4.0関連技術を導入する企業の比率が増加しており、政府は「IoTによってモノづくり業界の危機に対する耐性を強化するべきだ」と呼びかけている。
ドイツ IT・通信・ニューメディア産業連合会(Bitkom)が5月に発表したアンケート結果によると、「インダストリー4.0関連の技術を導入した」と答えたメーカーの比率は、2016年の46%から13ポイント増えて59%となった。4年前の調査では回答企業の12%が「インダストリー4.0には全く関心がなく、導入の予定はない」と答えていたが、パンデミック勃発後はこの比率が1%に急減した。
また回答企業の75%が「コロナ危機以降、…