日本でも利用率上昇
「財布よりスマホをなくしたほうが大変」と揶揄(やゆ)されるように、中国では財布よりモバイル決済の媒介になるスマホは欠かせない存在だ。都市部にいる多くの中国人は、毎朝、タクシーを呼ぶアプリでタクシーに乗るか、自転車シェアリングサービスの後発参入者である哈羅単車(Hellobike)や配車アプリ大手DiDiの傘下にある青桔単車にまたがる。ランチは出前アプリで頼み、喫茶店は行く前にスマホで先にオーダー、待ち時間を節約する。レストランでは、ウエーターではなく、机に貼り付けられているQRコードをスキャンして注文する。当然だが、すべてのサービスにおいてモバイル決済で勘定を済ませる。
従来、病院では…