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コラム

【連載】グローバルの眼/アルゼンチン「デフォルト」再来か

【2019年10月17日付 国際面 日刊工業新聞電子版

左派政権誕生の懸念増す

首都ブエノスアイレスで行われた政治集会で発言するアルベルト・フェルナンデス元首相(9月17日、ブルームバーグ)

南米の大国アルゼンチンで今月末行われる大統領選に世界の注目が集まっている。左派候補が当選すれば、同国の経済不安が一層深刻化し、デフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあると国際金融界で取りざたされているためだ。

10月27日のアルゼンチン大統領選挙は、マクリ現大統領の4年の任期終了(12月)に先立ち実施される。再選を目指す中道右派のマクリ大統領と左派のフェルナンデス元首相との事実上の一騎打ちの形。有力調査会社が9月初めに公表した世論調査によれば、同元首相の支持率は52・62%で、マクリ大統領の32・54%を大きく引き離している。同大統領選では、第1回投票で第1位の候補が白票などを除き45%以上を得票するか、40%以上で2位候補に10ポイント以上の差をつければ、決選投票を行わずに当選が決まる。

首都ブエノスアイレスの政治アナリストの多くは…

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