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コラム

【連載】グローバルの眼/インドでのビジネス成功のカギ

【2020年3月6日付 国際面 日刊工業新聞電子版

言語・文化の理解と習得

カンナダ・ソングを、年に一回開かれる日本祭り「ジャパン・ハッバ」で披露する筆者(中央)

インド理解のキーワードは「多様性」とよくいわれる。日本の9倍の国土に、13億人が住む。多様な気候・風土、多民族、多宗教、多言語、2000―3000あるというカースト(ジャーティ)集団など、多様性は半端でない。

筆者は、2003年9月に、ジェトロ・ベンガルール(旧バンガロール)事務所の海外投資アドバイザーとして着任し、以降同事務所の初代事務所長を拝命。その後、会社設立・税務・会計事務所のJCSSコンサルティングに勤務し、2月上旬までの計16年間、ベンガルールに滞在し、このほど帰国した。それ以前の、デリー大学留学、三菱商事勤務時代のカルカッタ(現コルカタ)駐在を合わせると、インド滞在は21年になり、インドとのビジネス歴は53年間に及ぶ。

筆者のインド人の心をつかむ最大の武器は…

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