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コラム

【連載】グローバルの眼/伝家の宝刀「リコンシリエーション」

【2021年2月18日付 国際面 日刊工業新聞電子版

“共和党と協力”困難に

米国政治における「分断」と「和解」の関係は、何とも悩ましいものがある。

バイデン新政権は「最初の100日」の成果として、新型コロナ救済のための1兆9000億ドル(約200兆円)の追加経済対策実現を急いでいる。このために使われるのが「リコンシリエーション」(和解)という議会手続きで、日本では「財政調整措置」と呼ばれている。米連邦議会上院における予算審議の簡略化手続きであり、過去に何度も重要局面で行使されてきた。いわば、与野党間の隔たりが大きいときに使われる「伝家の宝刀」である。

ご高承の通り、上院の議席数は50対50の同数となっている。上院議長は副大統領が兼務するという…

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