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コラム

【連載】グローバルの眼/若年層の高失業率に悩む欧州

【2019年8月8日付 国際面 日刊工業新聞電子版

「職業教育」就労に貢献

リーマン・ショックとそれに続く欧州債務危機を乗り越えて、穏やかな成長を遂げている欧州経済。ブレグジット、輸出市場である中国経済の減速、米欧貿易摩擦、銀行の不良債権、一部の国の財政赤字など懸念材料は少なくないが、そのうちの一つに若年労働者の高失業率の問題がある。

欧州危機の際は若者だけでなく全体の失業率も上昇した。欧州統計局の発表によると、最悪期である2013年の年平均で、例えばギリシャが27・5%、スペインが26・1%、ポルトガルは16・4%だった。アイルランドは12年が最悪で、15・5%を記録している。25歳未満でみてみると、13年でギリシャが58・3%、スペインが55・5%、ポルトガル38・1%、アイルランドはやはり12年が最悪で30・8%となっている。この年齢層は…

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