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コラム

【連載】新興国ウオッチ(1)マレーシア-政権交代で先進国入りへ

【2018年7月26日付 金融面 日刊工業新聞電子版

マレーシアといえば、5月の選挙により1957年の独立以来初となる政権交代が実現した国との印象が強いだろう。その座に返り咲いた92歳のマハティール首相が、22年間に及ぶ前の首相在任中に掲げたルックイースト政策に加え、80年代には日本の電気機械企業の投資も相次ぎ、近年では老後の移住先としても人気を博すなどわが国との関係は長きにわたって強固である。

マレーシアの信用格付けは案外高い。国際的大手3社の格付けはいずれもAマイナス格級である。日本や中国よりも少し下、スペインやメキシコよりやや上であり、同じ東南アジア諸国連合(ASEAN)の大国でBBB級にとどまるインドネシア、タイ、フィリピンとは一線を画す。

史上初の政権交代は、ナジブ前首相の汚職・不正蓄財問題などを…

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