【静岡】静岡県は13日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計が19年度当初予算比6・0%増の1兆2792億円。情報通信技術(ICT)人材の確保など次世代を担う人材育成に力を入れる。電気自動車(EV)・自動運転など技術革新対応への支援を通じた新産業創出のほか、中小企業の経営基盤強化にも重点配分した。
人工知能(AI)など先端技術への対応として、ふじのくにICT人材育成事業費に8910万円を計上。県内に世界的ネットワークを有する事業者によるコワーキングスペース開設や、民間などのプログラミングコンテスト開催を支援する。
EV・自動運転など技術革新対応では事業費3億510万円をかけ、…