東九州に位置する大分県、宮崎県の企業立地が好調だ。いずれも過去最高実績を残した2016年度を上回る勢いで推移している。16年に東九州自動車道が開通し、物流事情が好転したことに加え、都市圏に比べて良好な雇用環境などが背景にあるとみられる。
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4日、大分市での新年互礼会であいさつに立った広瀬勝貞大分県知事は、17年度の企業誘致の状況に触れ「“大分県に行けば仕事があるかも”という集積効果の表れではないか」と笑顔をみせた。大分県のまとめによると、17年11月末現在の立地件数は19件。過去最高の36件を記録した16年度の同時期の13件を上回っている。
新日鉄住金や…