南武(横浜市金沢区、野村伯英社長、045・791・6161)は、タイで金型用油圧シリンダーを増産する。9月にマシニングセンター(MC)1台と数値制御(NC)旋盤3台を導入する。総投資額は約2億円。アジアでの自動車需要の伸びに対応する。現地工場の売上高を2020年6月期に前期比10%増の成長を見込む。
タイ工場(チョンブリ県)は、アマタナコーン工業団地に立地する。工場建屋の拡張を完了した。これにより、工場の延べ床面積は従来比約800平方メートル増の約3300平方メートルに増床した。
MCとNC旋盤の新規導入や更新により、製造機械はMCが4台、NC旋盤が9台となる。現地の従業員は68人。機械の多台持ちを進め、増員をせず増産する方針だ。
タイでは…