丸紅はアマタコーポレーションのグループ会社「アマタシティ・ハロン」と、同社が開発を進めるベトナム・クアンニン省の第1期工業団地での販売代理契約を締結した。工業団地の完成時期は非公表。新型コロナウイルス感染拡大下でも経済成長を続けるベトナムに日本やアジアの企業を誘致する。丸紅がベトナムで工業団地の販売代理契約を結ぶのは初めて。
工業団地は経済発展が進む同国北部湾岸エリアに位置し、総開発面積は5800ヘクタール。うち1800ヘクタールはスマートシティー(次世代環境都市)として開発する。地理や交通インフラの点で中国とのサプライチェーンが形成しやすいという。同プロジェクトは経済特区に指定され、進出企業は法人税の優遇を受けられる。タイ大手工業団地デベロッパーであるアマタコーポレーション傘下のアマタシティ・ハロンが開発を進める。