【神戸】台湾のハイウィンは2022年5月までに神戸市西区の産業団地「神戸サイエンスパーク」に新工場を建設する。稼働時期は未定。日本国内の生産機能と物流機能を移転させ、リニアガイドウェイやボールネジなどの直動機器の生産能力を増強する。投資額は約100億円。併せてロボットシステム製品の開発部門を新設し、日本における産業用ロボットの製造・開発も本格化する。
新工場の敷地面積は2万4650平方メートル。日本法人のハイウィン(神戸市中央区)の現在の生産・物流拠点である神戸物流センター(同西区)の約6倍。同センターでは、台湾の本社で生産した直動機器の2次加工を手がけている。機能移転後の既存の土地・建物の活用方針は未定。
日本における同社のロボット事業は、…