環境省は日本の技術を活用して海外の温暖化対策に貢献する「二国間クレジット制度」(JCM)に丸紅が計画する豪州での水素製造の実証事業を採択した。同社は再生可能エネルギーを利用して水素を安価に製造し、インドネシアの工業団地の燃料電池に供給する。輸送には水素吸蔵合金を使う。 JCMは設備費用の一部を国が補助し、事業によって削減した二酸化炭素(CO2)排出量の半分を日本政府が獲得する。 【関連記事・情報】 海外工業団地 日系デベロッパー特集 ミャンマーのティラワ工業団地が拡張、進出企業を来月募集 丸紅、ベトナムで段ボール原紙製造 20年度商業稼働 中部電、愛知・蒲郡にバイオマス発電所 丸紅などと共同で 丸紅、ベトナム工業団地の販売代理契約 タイ系企業と締結 → 日刊工業新聞電子版で「インドネシア」関連の工業・産業ニュースを見る (電子版への会員登録が必要です) 丸紅日本政府JCM環境省