石油資源開発(JAPEX)は11日、ベトナム北部の液化天然ガス(LNG)基地建設事業に参画すると発表した。建設場所はハイフォン市のナム・ディンブ工業団地で、2025年の操業開始を目指している。5万立方メートルのLNG貯蔵タンクや桟橋を建設し、年間に最大65万トンのLNGの受け入れ、払い出しを可能とする。さらに20年代後半には3万立方メートルの貯蔵タンクを増設する計画。 JAPEXは21年末に事業主体であるITECO(ホーチミン市)の株式を一部購入する契約を結んだ。LNGの受け入れや供給先は、ITECOが協議している。 【関連記事・情報】 住商と大阪府、中小のベトナム進出支援で協定 第2タンロン工業団地進出をサポート メープルツリー バクニン省 貸倉庫 ベトナム中部工業団地、日本企業へ売り込み VSIP 杉孝、仮設機材レンタルで東南アジア深耕 2カ国に拠点開設 ベトナム、2050年までに温室効果ガス排出ゼロへ → 日刊工業新聞電子版で「ベトナム」関連の工業・産業ニュースを見る (電子版への会員登録が必要です) ベトナム石油資源開発JAPEXLNG基地建設事業ITECO