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カネカ、北海道に新工場 生乳 乳製品原料に加工

【2022年3月1日付 素材・医療・ヘルスケア面 日刊工業新聞電子版

カネカは血液浄化器の新工場のために取得した北海道苫小牧市の事業用地で、乳製品の新工場を建設する検討を始めた。2023年以降の稼働を想定する。同社が21年に北海道別海町で稼働した有機酪農場で生産する生乳を、新工場で乳製品の原料に加工する計画。18年に乳製品事業へ参入した際に、北海道での工場建設を検討すると公表していた。

カネカの有機酪農場で生産している生乳は、22年中に有機食品に関する認証を取得できる見込みで、年内にも新工場建設の意思決定をしたい考え。生乳を北海道で加工し、首都圏や関西圏といった消費地に近いところでヨーグルトなどの最終製品に加工するなど、サプライチェーン(供給網)全体を踏まえて検討を進めるとしている。

カネカは1月末、北海道の工業団地「苫小牧東部産業地域」に

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