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大塚実業、ベトナム進出 来春に現法設立、水処理フィルター製販

【2022年6月10日付 中小・ベンチャー・中小政策面 日刊工業新聞電子版

大塚実業(栃木県足利市、大塚雅之社長)はベトナムに進出し、水処理フィルターの製造と販売を手がける。2023年春に現地法人を設立し、24年に現地工場を開設する。総投資額は2億円。同国や東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の経済成長により、排水処理などの需要が増えると判断した。同社は20年に新本社工場が稼働。生産能力の増強と販売拡大で、26年3月期に22年3月期比約2・3倍の売上高12億円を目指す。

来春設立のベトナム法人は「OTKベトナム(仮称)」。大塚実業の全額出資子会社で、資本金は1000万円の予定。進出にあたり日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受けている。ハノイ市とホーチミン市に営業拠点を設置。当初は日本から水処理用フィルターを調達し、同国やASEAN域内の日系・地元企業に販売する。

24年にフィルター工場を設ける。ダナン市の工業団地が候補地で、敷地面積約1000平方メートル、2階建てで延べ床面積約2000平方メートルを計画。日本などからフィルター用ろ過布を調達し、

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