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浦安鉄鋼団地協組の景況調査 10月「横ばい」7社減

【2022年11月23日付 商品市況面 日刊工業新聞電子版

浦安鉄鋼団地協同組合(千葉県浦安市)がまとめた10月の景況実感調査(会員143社対象)は、現在の景況感について、前月に比べて「横ばい」と答えた企業が、前月調査比7社減の72社となった。「好況」「やや好況」、「不況」「やや不況」と比べて最多回答だ。稼働日増や製品価格の高値維持が主な理由とみられる。

景況感について「好況」「やや好況」が同10社増の18社、「不況」「やや不況」が同5社増の40社だった。

項目別では、売上数量について前月と「横ばい」との回答が同20社増の64社、売上高で同様の回答が同20社増の62社、収益状況(粗利)で同様の回答が同8社増の79社と、各項目とも「横ばい」が最多の回答となっている。

その背景に「稼働日が増え、やっと先月並みといった状況」(薄板・表面処理鋼板業者)と稼働日増を指摘する声や、「高値が維持されているため売り上げはほぼ横ばい」(鋼管業者)、「前月に比べて若干引き合いが増えているが、販売は横ばい」(中板業者)、「前月と売上高横ばい」(一般形鋼業者)、「販価は横ばい」(異形棒鋼業者)、「店売りは振るわず横ばい」(構造用鋼業者)と売上高が変わらないという声が、業種を問わず上がった。

ただ、

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