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浦安鉄鋼団地協組の景況調査 9月「横ばい」7社増

【2022年11月1日付 商品市況面 日刊工業新聞電子版

浦安鉄鋼団地協同組合(千葉県浦安市)がまとめた9月の景況実感調査(会員143社対象)は、現在の景況感について、前月に比べて「横ばい」と答えた企業が、前月調査比7社増の79社となった。市場が閑散としているなど、前月と比べて需要や荷動きに盛り上がりがないと感じている意見が多かった。

項目別では、売上数量について前月と「横ばい」との回答が同4社増の44社、売上高で同様の回答が同2社増の42社、収益状況(粗利)で同様の回答が同16社増の71社と、各項目で現状の変化のなさを感じている企業が増えた。

その背景に「20日稼働となり、前月比1日増となったが薄板店売り市場は閑散としている」「スクラップは小さく上向いたものの、先安観のほうが強く、販価はどうにか維持できている状況だが荷動きは悪い」(薄板・表面処理鋼板業者)、「依然として実需に盛り上がりが感じられない」(中板業者)、「荷動きは前月比横ばいで盛り上がりはない」(異形棒鋼業者)、「店売りは活気がなく横ばい」(構造用鋼業者)と要因はバラバラながら需要の盛り上がりが欠けるという声が、

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