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会沢高圧コンクリート、福島・浪江町に来月新拠点 自己治癒材を量産

【2023年5月16日付 素材・建設・環境・エネルギー2面 日刊工業新聞電子版

ドローン施工技術開発も推進

【いわき】会沢高圧コンクリート(北海道苫小牧市、会沢祥弘社長)は、福島県浪江町に建設している研究・開発・生産の3機能を備えた新拠点「福島RDMセンター」が6月末に完成する。損傷を自動修復する自己治癒コンクリート材「バシリスク」を量産するほか、ロボットアーム式のコンクリート3次元(3D)プリンターや大型エンジン搭載の飛行ロボット(ドローン)などを用いた施工技術の開発を進める。コンクリート製浮体式風力発電と燃料アンモニア製造を一体化した水素基地の開発も行う。

福島RDMセンターは2021年8月に浪江町と締結した立地協定を踏まえて、建設を進めてきた新拠点。先月に生産棟が完成、コンクリート製造3ラインが生産に入った。

量産するバシリスクは

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