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大和ハウス、熊本に工業団地 半導体関連など需要見込む

【2023年8月4日付 総合3面 日刊工業新聞電子版

大和ハウス工業は9月に工業団地「DPI熊本空港」(熊本県益城町)を着工する。台湾積体電路製造(TSMC)の工場棟や、半導体関連企業が集まる工業団地「セミコンテクノパーク」に近い立地で、半導体関連工場や食品工場、研究施設や倉庫など建設需要を見込む。事業規模は土地と建物を合わせて約110億円。2027年冬に全施設の竣工を予定する。

SCREENホールディングスから約7万9000平方メートルの土地を取得した。そのうち約7万4000平方メートルを約8200平方メートル―1万7000平方メートルの6区画に分割して販売する。設計や施工は大和ハウス工業が行う。

1月に土地の売買契約を締結し、8月1日から販売を開始した。また着工前をめどに、産業の振興と地域雇用の拡大を目的として同町と協力協定を締結する。

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