浦安鉄鋼団地協同組合(千葉県浦安市)がまとめた7月の景況実感調査(会員143社対象)は、現在の景況感について、前月に比べて「不況」「やや不況」と答えた企業が、前月調査比8社増の68社となった。6月に比べて稼働日が少なくなったことや、人手不足でユーザーの仕事が活発になっていないことが大きく影響したとみられる。
景況感について、「横ばい」が同9社減の56社、「好況」「やや好況」が同5社減の5社だった。
項目別に見ると、売上数量で「不況」「やや不況」という回答が同41社増の70社。売上高で同様の回答が同49社増の74社、収益状況で同様の回答が同40社増の70社と、いずれの項目でも最多回答となった。6月に比べて状況が悪化していると感じている企業が多いことがうかがえた。
「7月は稼働日見合いの数量」(薄板・表面処理鋼板業者)「7月の販売量は、稼働日が少ない分少なくなった」(同)と稼働日の少なさに要因を見いだす企業や、「ここ数カ月低位安定。人手不足と世界経済の鈍化で、…