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宮城県、半導体産業振興室を設置 SBIの新工場支援

【2023年12月1日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【仙台】宮城県は経済商工観光部内に「半導体産業振興室」を1日付で設置する。SBIホールディングス(HD)と台湾の力晶積成電子製造(PSMC)が宮城県大衡村に半導体工場立地を決めたのを踏まえ、工場建設準備など半導体産業振興に向けた支援体制をつくる。

半導体産業振興室は大衡村からの職員1人を含め計7人体制でスタートする。初代室長には同日付で、田中太企画部デジタルみやぎ推進課副参事兼総括課長補佐が就く。

11月14日には、SBIHDとPSMCによる工場設立準備会社のJSMCが宮城県、大衡村と立地協定を締結。今後の工場建設に向けて、3者が協力することを確認した。新工場は第二仙台北部中核工業団地(大衡村)内の約17万平方メートルに立地を予定。

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