Powered by 日刊工業新聞

ニュース

米ドダイ、エチオピアで生産増強 アフリカ深耕

【2024年3月13日付 自動車・モビリティー面 日刊工業新聞電子版

電動モビリティー4倍、月4000台

【千葉】米ドダイグループ(デラウェア州、佐々木裕馬社長)は、2025年にエチオピアで電動モビリティーの生産能力を現状比3―4倍の月間3000―4000台に増強する。アフリカで期待できる電動モビリティーの需要に対して迅速に対応するのが狙いだ。27年までに同国で電動モビリティーの販売で年間6万台を目指す。同国でビジネスモデルを構築し、アフリカで販売地域を拡大していく。

現在の工場は電動2輪車を月間1000台生産できる能力がある。25年前半にエチオピアの工業団地に入居し、同年後半から生産を始める計画だ。同年からは電動3輪車の生産もスタート。単発での仕事を請け負うギグワーカーや企業、通勤・通学用に供給する。

販売を加速するため、リチウムイオン電池(LiB)以外の本体を販売し、電池を交換方式で提供するサービスを24年内に開始する。電動2輪車を日本円換算で約36万円で販売しているが、部品コストの半分を占める電池を交換式にして導入コストを抑える。電動2輪車の販売を始めた23年8月からの累計で24年内に5000台の販売を目指す。

このほど部品調達などに充てるため、

日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

最近チェックした情報

ページトップ