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ニュース拡大鏡/産総研・山形大・米沢市、東北に融合材拠点 来春本格稼働

【2025年11月11日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

循環経済実現に貢献

【山形】産業技術総合研究所、山形県米沢市、山形大学は、サステナブルなモノづくりに挑む地域企業の事業化支援に乗り出す。産総研が地域の産学官と研究開発でスクラムを組む「ブリッジ・イノベーション・ラボラトリ(BIL)」によるイノベーション拠点整備プロジェクトで、東北は初めて。12月3日には、同市内でキックオフイベントを開き、新たな研究開発を通じた地域活性化への機運を高める。(仙台・大矢修一)

全国では4例目となるBIL。米沢では「サステナブルなものづくり産業への転換に貢献する融合材料プロセスの開発」が研究開発のメーンテーマになる。産総研、米沢市、山形大の3者は、10月に同市役所内で連携体制構築に向けた覚書を結んだ。締結式で産総研の小原春彦副理事長は「着実に成果が出るように取り組んでいきたい」と意気込みを示した。

今回整備するBILは

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