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深層断面/BCPの形骸化懸念 自然災害以外の対応もカギ

【2026年3月11日付 深層断面面 日刊工業新聞電子版】

意識向上へ訓練不可欠

企業は東日本大震災を機に事業継続計画(BCP)を整備し、BCPの改善を含む事業継続マネジメント(BCM)に取り組んできた。BCPの形骸化を防ぐべく、実践的な訓練を推進する事例が目立つ。だが企業の事業継続を脅かす要因は自然災害以外にも数多くあり、近年は地政学リスクやサイバー攻撃への対応も強く求められる。経営陣が多様なリスクを認識し、訓練などを通じて一人でも多くの従業員の意識を高められるかが問われ続ける。(総合1参照、特別取材班)

「座学だけでは頭に入らない。災害が起こった時を想定して動くことが一番の教育だ」―。TOPPANホールディングス(HD)法務本部BCP推進チームの橋西良延シニアチームリーダーは、BCMの強化に向けた訓練のあるべき姿をこう語る。

同社では普段、

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