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コラム

【連載】グローバルの眼/ASEAN、デジタル化に関心

【2020年1月31日付 国際面 日刊工業新聞電子版

経済成長へ5G導入期待

日本政府が「デジタル元年」と位置付ける今年、日本を含む世界各国で第5世代通信(5G)の導入が本格化する。5Gは通信の大容量・高速化を可能にする上、PCなどのモバイル端末に限らず、あらゆるモノをネットワークにつなげる次世代インフラとして注目されている。モバイルデータ通信量が急増する東南アジア諸国連合(ASEAN)も、最先端技術の活用で経済成長の加速を図ろうと、「経済のデジタル化」に関心を寄せている。総務省によれば、ASEANを含むアジア地域は今後、世界全体における5G回線数の約6割を占める見込みであり、その存在感は大きい。しかしその一方で、5G導入への道のりは平坦(へいたん)ではないと考える。

まず、5G通信網の整備にあたっては、導入コストを懸念する通信事業者が多い。整備には多額の設備投資が必要なため、政府が融資制度を提供し、負担の軽減に努めることが一案である。その上、ASEAN諸国が中国との技術連携を鮮明にしつつある点も留意するべきである。各国政府は…

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