両国で譲歩→合意なるか
米中対立が再び激しさを増してきた。昨年12月の米中首脳会談で、貿易不均衡の是正や中国の構造的問題を協議することが決まってから5カ月。度重なる閣僚協議を経て順調に進んでいるかに見えた米中貿易協議は、今年5月に突然決裂した。
この急転直下の決裂に関して、トランプ米大統領は「貿易協議が95%進んだ状況で中国が一部約束を撤回した」としている。7分野、150ページに及ぶ合意文書案ができていたにもかかわらず、中国が105ページに修正・圧縮したとされる。それでは…
日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)