中国でのビジネス展開にオンラインは避けて通れない。電子商取引(EC)のプラットフォーム(基盤)の種類が多く、家庭を持つ中国人にとって“最強のパートナー”と言っても過言ではない。
起床後、寒くなってきたので急成長中のECサイト「JD.COM」で電気毛布を注文。サラダ油が切れていることを思い出し正午に日用品を扱うECサイト「1号店」で購入する。夕方に今夜の献立を決め、食料品のECサイト「毎日優鮮」で材料を注文。仕事を終え、帰宅時には今日注文したものが全て届いているという便利さだ。
ほかにもアリババグループの電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」、タクシーの予約アプリ「滴滴打車」、自転車シェアリングサービス「モバイク」など、スマートフォン一つで何でも手に入る。これが今の中国だ。
スピード、利便性、お得感を大事にする中国人の就業観も…