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コラム

【連載】グローバルの眼/経済政策進める「第2次モディ政権」

【2019年7月19日付 国際面 日刊工業新聞電子版

対印長期ビジネス戦略を

第2次モディ政権の予算案を発表するニルマラ・シタラーマン財務相。専任では初の女性財務相(7月5日、ブルームバーグ)

インドの第2次モディ政権が今月初めに発表した2019年度(19年4月―20年3月)の予算規模は前年度比13・4%増の27兆8635億ルピー。インドの国内総生産(GDP)は今年度、3兆ドルに達すると見込まれている。

これを踏まえて、モディ政権は5年後にGDP5兆ドル達成を視野に入れた。今年度予算案では以下の5分野に力点を置いている。第1はインフラ整備。鉄道、大規模都市交通システム、高速道路、農村道路、エネルギーなどの分野に今後5年間で100兆ルピーを投資する。次に、その原資手当てとして、初の海外での資金調達(ソブリン外債発行)を認可する。第3は、電子マネーによる支払いの一層拡大。それで地下経済の縮小を図る。第4は、農業への民間投資の拡大を図り、雇用の創出につなげる。第5は財政の健全化。上場国営企業における政府の出資比率を一律25%までに引き下げ、さらに…

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