内外で懸念の声広がる メキシコのロペスオブラドール政権が発足してから約8カ月。当初から指摘されていたポピュリズム(大衆迎合主義)的傾向が一段と顕著になり、内外から懸念の声が聞かれる。 ロペスオブラドール氏が昨年の大統領選で社会格差是正、汚職追放をスローガンに圧勝。同12月1日に同国初の左派大統領として就任した当時は「左派大統領とはいえ、経済面では現実路線を採用するだろう」(在メキシコ大手商社幹部)との楽観的見方がメキシコ経済界や外国企業の間で流れた。 ところが、… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/USMCA、来年1月発効に疑問符 【連載】グローバルの眼/大きく変わった米FTA政策 【連載】グローバルの眼/中国経済、再び勢い鈍化 【連載】グローバルの眼/マレーシア、シンガポールに要求 【連載】グローバルの眼/学習到達度調査、各国の反応 メキシコグローバルの眼国際経済ロペスオブラドール政権ポピュリズム年金拡充最低賃金内政不干渉